【2018年6月6日：ノワイエ＝シュル＝スラン】
ノワイエには2泊し、この日は中日でゆっくりとスケッチしました。
天気が良いので時折外に出ては描いたのですが、スケッチブックにあたる直射日光の照り返しを見つめ続けるのはけっこう辛い。
そこで、ほどほどの時間で宿に戻りそれからは部屋の窓から見える光景を描いていました。
写真は泊まった部屋からの眺めです。
下に見えるのは宿の主人が用意した簡易プールだそうで、階下のアメリカ人の客が泳いでいました。
泊まったのはLa Tour Madame Côté-Sereinという宿で、中世の頃に伯爵の屋敷として建てられたという古い建物をそのままに、内装をリノベーションした宿だそうです。
部屋にはきちんと水洗トイレやシャワー（部屋によってはバスタブ）もあり液晶テレビも見れるのに、肝心の部屋の鍵は昔そのまま。
鍵を階段に置いて撮った写真がこちら。右側の古風な鍵でドアを開けるにはちょっとコツがいりました。
食事は階下のホールですが、暖炉やピアノがあり、壁から出ている鹿の首の剥製や奥の部屋に彫像もあったりの非日常の雰囲気たっぷりで、忘れられない思い出になりました。
宿を出て小径を下るとすぐY字路に出ます。そこにはグレーのシトロエン 2CVが停まっていました。6ライトで前ドアが前ヒンジの後期型です。
古い割にけっこうキレイでナンバーもあるし、今も実用で動いているんでしょうね。この場所をGoogle StreetViewで見ると、同じ2CVが少し離れた場所に映っていましたから。（笑）