【2018年6月7日:ノワイエ=シュル=スラン】​

海外では日本食の味が恋しくなるとよく聞きますが、今回の旅行ではまったくそんなことを感じませんでした。ホテルが違っても毎朝同じようなものを食べて美味しかったし、なかでも生ハムは特に旨かったですね~。
(ワインとチーズよりもハム・ソーセージとビールの方が数段美味しく感じる私は、フランスよりもドイツの食文化の方が性にあってるのかもしれません)

とは言っても、旅も9日目に入り、何か普段のモノを食べたくなってきた私は、コンビニに行くことにしました。

行った先々でVivaL(Viva la vie)というコンビニチェーン店があり、食べ物や生活用品が買えて便利でした。でも、開店はけっこう遅いし昼休みもあるし閉店は早いしで、日本のコンビニほどコンビニエントではありませんが、そんなに不便はなくこれで充分な気もします。
ここノワイエは8 à Huitという店で、行ってみると気のいいおばさんが店番をしてました。


ポテトチップスとラズベリージュースを買って帰り、ホテルの部屋で一休み。ほんとはカップ麺も食べたいところでしたが、お湯を沸かすのが面倒なのでこれで良しとします。食べなれた味はなんかホッとしますね。(笑)
午後にノワイエを発って、いよいよ今回の旅行の最終目的地サンリスに向かいます。


【サンリス】

サンリスの街はパリの北50kmほどにあります。16,000人ほどの小都市で、セラフィーヌ・ルイが居た街としても知られています。

ノワイエからは270kmほど。いくつもルートはあるそうですが、添乗員Tさんは最短距離のA6からパリ環状道路を経由するルートを選択。
パリに近づくとこれまでの旅程と違って一気に大都市の道路の雰囲気に。車窓も味気ない感じです。

クルマは、13区、20区をかすめてA3に入り、ほどなくサンリスの街に着きました。
今晩泊まるのはHostellerie de la Porte Bellonという宿です。

 

宿に荷物を下してから、さっそく街中に出てみました。
サンリスの街も道路が丸くなっていて(エーグイスハイムほどではありませんが)その中にノートルダム大聖堂とカトリック教会の建物があります。

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先生のお話では、この大聖堂は以前に経営が破綻し、アメリカの企業に所有権が移ったことがあるんだそうです。その後、建物を飾っていた多くの彫像が持ち去られたため今の姿になったんだそう。そういえば、ゴシック様式の割にどこかあっさりとしてますね。

サンリスの街は、いままで巡ってきたところよりも人口も多く、観光客よりも地元の人たちがたくさんいる印象でした。また、街中に学校もあるので若者が多いかったですね。
そんな人通りが多いなかで座り込んでのスケッチはしづらかったので、散策しながら絵になりそうな光景を探して撮影だけに専念することにしました。

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